カスタムナイフメーカー

Jess Horn (ジェス・ホーン)※故人

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レミントンレプリカモデルの制作で一躍有名になったカスタムナイフメーカー。

R.W.ラブレスのデザイン指導も受けながら、独習で優れた技術をマスターし、1968年にカスタムナイフの販売を始め、1971年にナイフメーカーズ・ギルドに加入。1975年からフルタイムカスタムナイフメーカーとなりました。

フォールディングナイフの完成度は完璧に近くブレードの開閉のスムースな動き、すなわちWalk & Talkは思わず感嘆の声が漏れるほど素晴らしいと定評が有ります。余分な装飾を一切取り除いた究極にシンプルなデザインは、逆に極めて優れた装飾性を生み出しています。

 

故人であるジェスホーン氏のナイフは、コレクターズナイフとして高額でやり取りされています。
市場に出回っているナイフは少なく、高額ですから、ジェスホーンが認めたコラボナイフを購入するのも一興でしょう。

>>ジェス・ホーン氏ナイフはこちら(コラボナイフ含む)

 

Jess Horn ジェス・ホーン コラボレーションモデル

(上)ジェスホーン コラボレーションモデル

 

(山秀社長談)

シカゴで駐在員を勤めて居りました1970年初頭 故Bob Loveless、故Jimmy Lile、他が出展していた小規模の手作りナイフ展に出かけ最初に購入したカスタムナイフは 故Jimmy Lile作 4“ Drop Pointシースナイフでした。

この展示会は今から思えば発足して間もないThe Knife Maker Gild Showだったと思います。

毎回、毎回ショーに出かけるうち、ナイフメーカーとの交流が広がりJess Horn氏を紹介され、今回紹介しますLHLナイフと初めて出会う事になりました。

貴婦人の如く美しいラインとブレードのWalk&Talkに感動した思い出はつい昨日の出来事に思えます。

後年親父の事業を継承しカスタムナイフの取り扱いを始めThe Knifemaker’s Guild Showにも毎年出かけ名誉会員にもなりましたが、当時すでにJess Horn氏のナイフの人気は絶大でShowでは必ず彼のTableを訪れるのですが、一般公開される前に完売しテーブルには何も並んでいない事が度々有りました。

入手は非常に困難で購入希望者に番号札が渡され抽選で決まる場合も有りました。

 

 ジェスホーン氏と山秀社長

 

十数年前に遡りますが入手困難なHorn氏のナイフの素晴らしいデザインを後世により多く残す為コラボレーションナイフの製作を立案しHorn氏に持ちかけましたが彼は全く聞く耳持たずで相手にしてくれませんでした。

しかし、諦めず、粘り強く何度も何度も手紙に認め、会うたびに繰り返し、繰り返しコラボの承諾を求め続けましたところリタイアを考え始めた2005年に入り、Jess Horn氏のナイフを継承し制作する後継者(二代目)を決め技術指導する私の話に徐々に応じてくれるようになり、制作担当は几帳面で且つ綿密な技能を兼ね備えた日本の作家とお膝元のアメリカの作家にモデルを分け双方で制作する事でJess氏と合意、モデルはLHLとSFに決まり、日本の作家探しは山秀が、アメリカはJess Horn氏が自らそれぞれ候補者を選ぶ事で合意スタートしました。

このコラボレーションの目的はJess Horn氏のナイフを末永く後世に伝える事ですから、それぞれの国の一流作家の中より複数の候補者を挙げ、条件はフォールディングナイフを手作り出来、Jess氏の承諾が得られる品質水準は勿論ですが、海外でも知名度が高く、更なる技術向上が今後も期待出来、人間的に信頼出来る若手作家であるという条件の下に選定に入り試行錯誤の結果、最終的に日本人2代目は川村龍市氏が最も相応しい作家とJess氏も快諾し、現地の2代目はMr. Joel ChamblinをJess氏が選び山秀も同意しスタートしました。

 

 ジェスホーン氏と山秀スタッフ

 

モデルは数あるラインナップの中でも、名作と呼ばれる2モデルを選定しました。

故R.W.ラブレスもパーソナルナイフとして愛用していたことでも有名なLH(Little Horn)モデルを川村氏に、Mr. Joel Chamblinには 正にアメリカンスタイルのSFモデル再現をお願いしました。

いずれもHornナイフの再現であり、Jess Horn氏が此れまで何十年と温めきた全てが詰まった門外不出のナイフ図面を預かり、コラボレーションナイフの製作をスタートしました。

二人は共に此れまでマルチブレードナイフを多く手掛けて来られ実力者でありJess Horn氏の難題とも思える要求を受入れたPrototypeの完成に多少の遅れは見られたもの出来上がりは申し分なくJess氏の検査も見事PASS!流石日米のトップナイフメーカーの腕前はすごいと感心した次第です。

 

故人であるジェスホーン氏のナイフは、コレクターズナイフとして高額でやり取りされています。
市場に出回っているナイフは少なく、高額ですから、ジェスホーンが認めたコラボナイフを購入するのも一興でしょう。

>>ジェス・ホーン氏ナイフはこちら(コラボナイフ含む)

 

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