ナイフ・刃物を砥ぐ 砥ぎ方

ナイフ・刃物を砥ぐ 砥ぎ方 -刃物コラム-

お気に入りのナイフを手に入れた!
使った。どんどん使った。

そうすると用途や頻度によりますが
いつかは切れ味が落ちてくるものです。

そんな時に砥ぎに出すのもいいですが
自分で研ぐことができれば自分のナイフにもっと愛着がわきますよ!

~ 初心者向け ナイフを砥ぐ 砥ぎ方 ~

■簡易シャープナーでナイフを砥ぐ タッチアップ

V字状に組み込まれた砥石に刃先をあて、数回~10回程度手前にスライドさせることでナイフを砥ぎます。

本来の刃先の角度よりも鈍角となっているため
簡易シャープナーのみで長く研いでいると切れ味が戻らなくなってきます。
現場で簡単なタッチアップとしての利用がお薦めです。

切れ味が落ちてきたら有料の研ぎに出すか、ご自身でしっかり研ぎ直しましょう。
※波刃は研げません。
※ナイフと包丁では角度が違うため、包丁用の簡易シャープナーはナイフには使えません。

CRKT/コロンビアリバー #9096 キーチェーン・シャープナー

CRKT/コロンビアリバー #9081 Spark’N Sharp ファイヤースターター・シャープナー

BENCHMADE/ベンチメイド #985547F コンボシャープナー

■スパイダルコ トライアングルシャープメーカーでナイフを研ぐ

刃物を研ぐときに難しいのが一定の角度で固定して研ぐこと。

スパイダルコのトライアングルシャープメーカーは、包丁用とナイフ用の2つの角度でシャープナーを設定でき、ナイフや包丁を垂直にすることで角度を一定にします。

斜め15度の角度を保つよりも垂直に保つことの方が目で見て分かるので簡単です。

中砥と仕上砥がついているので、これひとつで本格的な研ぎが可能です。
また、平砥石では研ぐことが不可能な波刃やS字のようなカーブをしたブレードを研ぐこともできます。

山秀の動画はやり方を撮ったものですが、海外の動画でより実践的なものがありましたので参考にして下さい。

Spyderco/スパイダルコ トライアングルシャープメーカー

~ 上級者向け ナイフを砥ぐ 砥ぎ方 ~

 

■シャープニングロッド・棒状のシャープナーでナイフを研ぐ

 

刃物とロッドを持ってロッドを動かすイメージがありますが、実際にはロッドを固定してナイフのほうを滑らせるやり方のほうがやり易いでしょう。

簡単なように見えますが、ロッドをしっかり固定していないと刃との角度が変わってしまうためベンチストーンで砥ぐよりも難易度が高いです。

ロッドの先端を地面(机の上)につけてロッドの角度を固定して使うやり方だと角度を固定しやすいかもしれません。

 

シャープニングロッドを使った砥ぎでも
ナイフの動きはベンチストーンで砥ぐ場合と同じですので
ベンチストーンでの研ぎの動画も参考にして下さい。

BENCHMADE/ベンチメイド #985547F コンボシャープナー

EZE-LAP/イージーラップ Model-ST ダイヤモンドシャープナー

EZE-LAP/イージーラップ Model-S ダイヤモンドシャープナー

Spyderco/スパイダルコ プロファイル・セット

■ベンチストーン・平砥石でナイフを研ぐ

本格的な砥ぎに欠かせないのがベンチストーン(平砥石)。

欠点は、研ぐのが若干難しいということと、最近多いS字状にカーブしたブレードや波刃を研ぐことが出来ないということ。

もし、ブレードに傷が付いてもいい、実用のナイフであれば包丁のように研いでも問題ありませんが、コーティングしてあったり、ミラーフィニッシュのブレードはなるべく傷つけたくないもの。

ナイフの研ぎ方は下記海外の動画を参考にしてください。

動画にも有りますが、ブレードの小刃(コバ)にマジックで色を付けて
研いだ時にそのマジックが消えているかどうかで
しっかり研げているか確認することができます。

山秀のオススメベンチストーンは、シャプトンの「刃の黒幕」。
とりあえず一本買うなら1000番、少し切れ味が落ちてきたと思ったらまめに研いで下さい。
切れ味がかなり落ちるまで頑張って使う人は320番で研いでから1000番で研ぐといいでしょう。

1000番以上の砥石が必要かどうかは用途によって変わると思いますが、1000番で満足できない場合には1500番、2000番、5000番、8000番、12000番、30000番まであります。

シャプトン 砥石 刃の黒幕シリーズ

砥石の固定には下記が便利です。

ワン・トゥー・スリー(123) #GS-TC 砥石台 センター付

~ その他のTIPS ナイフを砥ぐ ~

■アーカンサス天然砥石

日本では天然の水砥石が採れたために、刃物は水で砥ぐのが普通ですが
刃物は錆びるので、そういった意味ではオイルで砥ぐのは理にかなっています。

アーカンサス天然砥石はアメリカ、アーカンサス州で採れるオイルストーン。
日本の天然砥石同様、アーカンサスの天然砥石も埋蔵量が限られており希少なため、質の良い大きなサイズのものは手に入れるのが難しくなってきています。

仕上がりと刃持ちの良さは天然砥石ならではです。

まずは中砥と仕上砥のセットを手に入れて下さい。

DAN’S/ダンズ アーカンサス天然砥石 EZ-HONE #EZH-6MF-O 砥石2本 オイルセット

それでも満足できない方は「トランスルーセント」をお求め下さい。

天然アーカンサス砥石 4インチ トランスルーセント/ウッドケース入り

天然アーカンサス砥石 6インチ トランスルーセント/ウッドケース入り

他にも携帯に便利なポケットストーンなどがあります。

>>その他アーカンサス天然砥石はこちら

■革砥を使う(ストロッピング)

仕上げ砥石のあと、さらに革砥を使うことで刃先が整い
刃持ちが良くなります。

実際にハンティングなどをされる方には革砥での仕上げをお勧めします。

また、バークリバーなど、ハマグリ刃(コンベックスグラインド)のナイフの場合には
革砥を頻繁に使うほうが砥石で砥ぐよりも難易度が低いかもしれません。

一般的には白棒、青棒などのコンパウンドを革の表面に塗布して使用しますが
手に入りやすいところでは「ピカール」や山秀でも販売している金属磨き「ポリッシングペースト」などを塗布して使用するのもお薦めです。

仕上用牛革板(両面) 大

仕上用牛革板(両面) 小

メタルグロー #UC2723 プロ ポリッシングペースト

■ナイフの波刃を研ぐ

スパイダルコのトライアングルシャープメーカーで砥ぐことも可能ですが
波刃の刃先がだんだん潰れていきます。

しっかり研ぎたい場合には棒状のシャープナーで
くぼみをひとつひとつ砥ぐ必要があります。

BENCHMADE/ベンチメイド #985547F コンボシャープナー

EZE-LAP/イージーラップ Model-ST ダイヤモンドシャープナー

EZE-LAP/イージーラップ Model-S ダイヤモンドシャープナー

Spyderco/スパイダルコ プロファイル・セット

研ぎ方は動画の方法が正しいというわけではありません。
重要なのは刃先の角度が一定になってしっかり研げることです。
自分にあった研ぎ方をみつけて、ぜひマスターして下さい。

切れ味の悪い刃物を使用すると、こじるなど無理な動きをして余計に怪我をし易いということも有ります。
しっかり研いで次回のナイフの使用に備えましょう!

 

 

 

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