刃物コラム

初心者にオススメのナイフは?

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初心者にオススメのナイフは? -刃物コラム-

さあ、ナイフを選べ!
と言われても、初心者には何をどう選んだらいいのか分からない。

そこで「初心者にオススメのナイフは?」という質問をサイト上でしてみました。

結果は

第1位 19票
ベンチメイド グリップティリアン

ナイフ初心者にいきなり1万円オーバーのナイフはきついかもしれませんが、オサイフが許すなら、私のオススメも文句なくグリップティリアンです。

使いやすさとロックの信頼感は、ベンチメイド社のナイフを一度使用すると、他社のナイフが使えなくなるほどです。コメントにも「ロック機構がしっかりしている。この中で一番丈夫。」とあります。

何より、非常にスムーズで軽いのでワンハンドでのオープン・クローズがこの上なく楽です!

ハンドルカラーも色々、ミニサイズや錆に強いH2Oモデルもあるので用途で選んでみて。

ベンチメイド グリップティリアン・シリーズ

第2位 10票
オピネル No.7 No.8

なんといっても安い!その価格が魅力のオピネル。無垢の木をハンドルに使っていて、湿度が高いとブレードの開閉がきつくなったりするのがたまにキズですが、研ぎやすく、切れ味もそこそこのオピネルは、独特の魅力で根強いファンがたくさんいます。

コメントにある「ナイフの切るという当たり前の動作、切る、切れなくなった、研ぐ、切れ味復活を体験し教わりました。」というのはオピネルのことでしょう。
また「ステンレスのオピネルはさびにくく初心者にも最高」とのコメントもあります。

オピネル ナイフ

※オピネル全商品へのリンクですが、とりあえず女性ならNo.7、男性ならNo.8ぐらいのサイズがお薦めです。

第3位 7票
ビクトリノックス クラシック

十徳ナイフで有名なビクトリノックス、コメントに「ビクトリノックスはとにかくハサミが秀逸!」とあるように、鋏があると嬉しい用途に適しています。がっつりナイフを使うというよりは、いざというときあると便利、登山のお供や川釣りなどにお薦めです。

ビックトリノックス クラシック

第4位 2票
CRKT #K480KKP

価格が安めの現代的なナイフでどれがオススメか考えてエントリーした当ナイフですが、残念ながら得票2票で人気がありませんでした。
しかし、ライナーロックのエントリーモデルとしてはやはりオススメです。フリップオープンでナイフを扱うというある種の所有欲を満たしてくれるナイフです。

CRKT #K480KKP シャナーニガン

オススメモデル追加!!
オンタリオのしっかりしたアクション、研ぎやすい鋼材、癖のないブレード形状で初心者にオススメです。

ONTARIO/オンタリオ #8848 RAT I SP ラット1(ラージ) フォールディングナイフ

ONTARIO/オンタリオ #8860 RAT II SP ラット2(スモール) フォールディングナイフ/ブラックハンドル
ONTARIO/オンタリオ #8862 RAT II SP ラット2(スモール) フォールディングナイフ/ピンクハンドル

ライナーロックが少し不安という方はケーバーやジョーカーのロックバックナイフが価格も手頃でオススメです。

ケーバー 4062 ドージア フォールディング ハンター シルバー直刃/ブラックハンドル 折り畳みナイフ,KA-BAR KA4062
ジョーカー NR07 ロックバック 7.5cm スタミナウッド 折り畳みナイフ,Joker JKRNR07 folding knife

スパイダルコのByrdも手頃でオススメです。

個人的には、コメントにもオススメの人がいた、ロックバックで信頼感のあるスパイダルコ デリカ4あたりが一万円前後でオススメですね。

現代的なロックバックが欲しい方はボーカーのチタンドロップもお勧め。

ボーカー プラス 01BO188 チタン・ドロップ 折り畳みナイフ ,BOKER Plus Titan Drop

ボタンロックのナイフも初心者にはオススメです。

CRKT/コロンビアリバー #5230 TIGHE TAC TWO タイタック2 /クリップポイント 折り畳みナイフ
マセリン 42002G10N スポーツ 折り畳みナイフ,Maserin Sport folding knife,Maserin

見なおしてみるとクラシカルなナイフが出てきていないですね。
正直、ネイルマークがあって爪でブレードを引き起こすタイプのナイフは、使いにくいので初心者にはあまりオススメでは無いのですが、どうしてもと言えばジャガーがお薦めです。ウッドやスタッグ、パールなど天然素材のハンドルは魅力的ですね。

ジャガー ナイフ

定番、バックのフォールディングハンターはロングセラーなだけあってしっかりしたナイフ。どっしりとした重量感のあるナイフでクリップがなくポーチが付属。ベルトにつけて持ち運びします。

Buck/バック BU110BRSCB フォールディングハンター /ナイロンシース 折り畳みナイフ

いずれにしても1本とりあえず買ってみて、それを基本に、サイズ、鋼材、ロックの種類など自分の理想を探していくのがいいでしょう。

初心者の方で「大きなナイフは怖い、不安だ…」というようなことを言われる方がたまにいらっしゃいます。その気持もよく分かるのですが、実際に利用する際には小さいと使いにくいことが多くあります。ご家庭で使っている包丁のサイズを考えれば少しは想像できるかもしれません。果物ナイフでも刃渡りは10cmを超えます。少なくとも食材をナイフで切ることをお考えであれば、人参やトマトなどが一回で切れる、食材の直径以上の刃渡りは欲しいですね。

ナイフは包丁と比べれば色々な用途に使えると言えますが、やはり用途に適したナイフというものもあります。ご自身がどんな用途でナイフを使うのか?何を切るのか?一度考えてみてください。周りの人がどんなナイフを持っているのか観察してみてもいいですね。

今回は折りたたみナイフについて見てきましたが、固定刃のナイフ(シースナイフ、フィクスドナイフ)もあります。それぞれ適した用途やメリット、デメリットがありますので、おいおいナイフの種類としてまとめたいと思います。

それではお気に入りの一本をぜひ見つけてくださいね!

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