ナイフの基本

ナイフ(刃物)の手入れと保管、メンテナンス

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ナイフ(刃物)の手入れと保管、メンテナンス

気に入ったナイフを買った!そういえば手入れってどうすればいいんだろう?…

ステンレスは錆びないと思っていませんか?ステンレスは錆びにくいだけで錆びない訳ではありません。

それどころかステンレスが錆びると、鋼と違ってどんどん鋼材の中に入り込んでいくため非常に厄介です。

最近の刃物鋼材はどんどん進化していて、一口にステンレスと言っても、錆に強いもの、若干錆びやすい代わりに切れ味が鋭いものなど様々な種類があります。

また錆びやすい鋼(ハガネ)とステンレスの中間の性質をもった、ステンレスとも鋼とも言えないような鋼材もでてきています。ステンレスだからといって油断して手入れを怠っていると錆びてしまいますよ!

また、鋼(ハガネ)のナイフはそれこそあっという間に錆びてしまいます。レッドオルカ製品などは錆を防ぐために販売時にはコーティングをしています。そうしないと輸送時に錆びてしまうためです。

そんな訳で、しっかり手入れをして錆を防ぎ、イザという時に使えるようにしておきましょう。

■ナイフ使用後の手入れ

1、汚れを落とす

汚れやホコリを落とし、手を切らないように注意しながら中性洗剤で洗ってください。

2、洗い流す

60度のお湯で理想は3~5分程流してください。
最低1分程でも大丈夫です。
鋼(ハガネ)の錆を防ぐのに有効です。
消毒の場合には熱湯で流すのもOKです。

※60度のお湯:沸騰して少し冷ましたくらい。最近は給湯器で温度設定できるので便利です。
※乾燥させる時、あるいは消毒のためとしてコンロの火に当てるなどすると、焼きがなまって切れ味が落ちる可能性がありますので火に当てることは避けてください。
※特に鋼(ハガネ)にお薦めです。ステンレスの場合にはここまでしなくとも大丈夫です。

3、乾燥させる

お湯で流した後は乾燥が早いため、そういった意味でもお湯で流すのはお薦めです。
乾いた布で水分を拭き取って乾燥させてください。
折り畳みナイフの場合には可動部分の水分をしっかり飛ばしてください。

4、防錆用のオイルを塗る

食べ物を切る場合(庖丁など)

椿油やサラダ油などを薄く塗り込んでください。
※長期保管になる場合、油は酸化すると酸化した油が原因となって錆が発生します。保管する時には、鋼(ハガネ)なら1ヶ月を目安にお手入れしてください。ステンレスはしっかり乾かせば短期においてはオイルの塗布は必要ありません。

食べ物を切らない場合(鉈など)

刃物用の鉱物系防錆オイルを薄く塗り込んでください。山秀ではタフクロス、タフグライド、ブルーリューブなどを扱っておりお勧めです。専用オイルがない場合にはクレ5-56などでもOK。シリコンオイルが良いとの情報もあります。
保管する時には鋼(ハガネ)なら3ヶ月、ステンレスなら1年を目安にお手入れしてください。

可動部(ピボット部)、バネ

食べ物を切る場合でも、折りたたみナイフのピボット部(可動部分)には専用のオイルを使用することをお勧めします。
ピボット部には特にベンチメイドのブルーリューブがお薦めです。
また、アクシスロックのバネ、ツールナイフのハサミのバネなど、バネにもオイルを注して下さい。
※可動部について、クレ5-56はオススメできません。固着したときや、汚れを落とす場合には使用しても大丈夫です。5-56の後に潤滑オイルを注してください。
※上記の期間はあくまで目安です。環境や鋼材の種類によって最適な期間は異なりますので、条件に応じてメンテナンス期間を変えてください。

食べ物を切る刃物(ブレード)にタフグライドやクレ5-56を使ってしまった場合には、中性洗剤でよく洗い流してからご利用ください。


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■長期保管

鞘にナイフを入れっぱなしにせず、別にして保管するのが基本です。

鞘と別々に保管する場合には刃がむき出しでは危険ですので防錆紙(ぼうせいし)無い場合には新聞紙などに包んで保管してください。厚紙でスリーブ(平たい筒)を作ってブレードを保護すれば尚良いです。
※防錆紙は半年~1年(防錆紙の種類によって異なります)で効果が切れますので交換が必要です。

その状態でナイフと鞘を商品箱に入れて保管すると鞘が無くなることなく保管できます。

シース(鞘)の保管

革鞘

革鞘は水分を含んでいますので鞘に入れたままにしておくと錆びます。
鞘とは別にして保管してください。
革鞘は十分に陰干ししてから保管してください。

木鞘

木鞘も水分を含みます。鞘から出して保管してください。
木鞘自体も汚れた場合には、よく汚れを落として(場合によっては水洗いし)よく乾かしてから保管してください。

樹脂製・ナイロンシース

カイデックスシース(樹脂製シース)やナイロンシースの場合にはシースに入れたまま保管しても問題ありませんが、基本的には鞘と別々に保管したほうが問題がおきません。

ウッドハンドルの手入れ

水が染み込まないように、購入後すぐにワックスなどを塗り込んでおくと、ナイフが長持ちします。
ウッドハンドルの手入れにはアマニ油がお薦めです。

しっかり手入れ&保管をして
お気に入りのナイフを長くお使いください!

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